脱原発依存「私個人の考え」と菅首相=閣僚、唐突表明に懸念も (時事通信)
2011.07.15 |Category …政治
菅直人首相は15日午前の閣僚懇談会で自らが表明した「脱原発依存」について、「私個人の考えだ」と説明した。複数の閣僚が明らかにした。この後の各閣僚の
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アホかと。
個人的な主張や発言といえば、何でもかんでも前言を「なかったこと」にできると考えているなら浅はかだわ。
そういう言い訳をするなら、最低限、本題に入る前に「個人的なものだが」と強調して前置くべきだわ。後出しで使う言い逃れとしては最悪の部類。
公職についている人間、それも首相ともあろうものがそんな軽々しく口を滑らせるなよ、という。
その地位にある間はたとえプライベートの時間であろうと「首相」として扱われるのが標準であるのに、公務での発言が「個人的」なものであると誰が考える。
以下、全文。
時事通信 7月15日(金)11時58分配信
菅直人首相は15日午前の閣僚懇談会で自らが表明した「脱原発依存」について、「私個人の考えだ」と説明した。複数の閣僚が明らかにした。この後の各閣僚の記者会見では、首相に理解を示す声が出る一方、関係閣僚と調整せず、唐突にエネルギー政策を転換する方針を示したことへの批判的な意見も出た。
中野寛成国家公安委員長は「脱原発依存」について、「閣僚はその話を聞いたことがない」と首相に閣僚懇で説明を求めたことを明らかにした。その上で、「閣議で決定した見解を述べたのではなく、首相の決意を述べたものだと受け止めた」とし、政府方針ではないとの認識を強調した。
野田佳彦財務相も「個人の考えとして示したということだ」と指摘し、「自然エネルギー普及などの方向性はどなたも共有しているが、エネルギー政策全体は短兵急にする話ではない」との見解を表明。与謝野馨経済財政担当相は「日本の電力多消費分野は競争力を失い、海外に生産拠点を移そうとする」と懸念を示した。
一方、北沢俊美防衛相は「首相が国民の将来について自らの思いを述べるのは当然だ。原発推進派が政治のテクニックの中で『調整不足だ』と切り替えていくのは間違っている」と首相を擁護。江田五月法相も「国民に問題提起した。方向性は正しい」と首相に理解を示した。
最終更新:7月15日(金)13時29分
引用元:
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110715-00000052-jij-pol