電離層の変化、東日本大震災でも…予知に有望? (読売新聞)
2011.07.15 |Category …サイエンス
東日本大震災から約4か月。 「想定外」のマグニチュード(M)9・0だった超巨大地震には、直前予知に結びつくような前兆現象があっ
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そして予知が外れたら(外れたほうがよいのだが)、無駄な労力だったーという批判が出るのも目に見えている。
何もできないよりマシかもしれないが、対応が難しいのは変わりがないな。
以下、全文。
読売新聞 7月15日(金)9時54分配信
東日本大震災から約4か月。
「想定外」のマグニチュード(M)9・0だった超巨大地震には、直前予知に結びつくような前兆現象があったのだろうか。
今回の地震で注目されたのは、高度80キロより上空に広がる電離層の変化だ。大気中の原子が太陽などのエネルギーを受け、電子とイオンに分かれる領域で、ラジオなどの電波を反射する。
北海道大学の日置(へき)幸介教授(地球物理学)はGPS(全地球測位システム)衛星から届く電波を利用して、電離層の電子密度の変化を調べた。すると、震源域上空では地震の40分前から、密度が周囲より最大1割ほど高くなっていた。
M8・8のチリ地震(2010年)やM9・1のスマトラ島沖地震(04年)の時も同様の現象が起きていたことが分かったが、M8・0の北海道十勝沖地震(03年)では、わずかに多い程度だった。日置教授は「メカニズムは不明だが、巨大地震の直前予知には有望な手法だ」と期待する。
最終更新:7月15日(金)9時54分
引用元:
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110715-00000203-yom-sci