もんじゅ開発中止「一言も言ってない」 文科相、火消しに躍起 (産経新聞)
2011.07.16 |Category …政治
高木義明文部科学相は15日の閣議後会見で、高速増殖炉原型炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)について、開発中止を検討すると受け取られかねない発言をした。
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でなければ、上から下までこうもいい加減な発言が出るとは考えにくい。
が、まあ実際、もんじゅは再稼動するべきでないと思う。
開発は継続するべきであろうが、もんじゅのこれまでのトラブルを見ていると、これを本格稼動するなんてとんでもない、という印象がどうにも強い。
以下、全文。
産経新聞 7月16日(土)7時56分配信
高木義明文部科学相は15日の閣議後会見で、高速増殖炉原型炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)について、開発中止を検討すると受け取られかねない発言をした。報道機関が「開発中止を検討」と一斉に報じたため高木文科相は同日夕、改めて記者団の取材に応じ「中止なんて一言も言っていない」と釈明。現時点では中止を検討していないと強調した。
閣議後会見で高木氏は「廃止とか継続とかではなく、そういうものを含めた全体的なエネルギー政策の中でどうするかという結論が、おのずとでてくるのではないかと思う」と述べた。首相の「脱原発依存」発言をふまえ、開発中止を含め検討することを念頭に置いた発言ととられた。
西川一誠福井県知事から問い合わせがあり、高木氏は「地元の声を聞かずにそんなことを言うはずはない」と説明したという。
もんじゅは、消費量以上の燃料を生み出す高速増殖炉の原型炉で、原発から出た使用済み核燃料を再利用する「核燃料サイクル」の柱の一つ。開発が打ち切りになれば、核燃料サイクルを基本としてきた日本の原子力政策は完全に白紙になるため反応は大きかった。
最終更新:7月16日(土)9時45分
引用元:
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110716-00000125-san-soci