俺の横槍

　鳩山由紀夫首相（民主党代表）は９日午前、小沢一郎同党幹事長の続投を容認した８日午後の会談でのやり取りについて、「頑張ってくださいという言葉は使っていない。（小沢氏から）『このまま続けてよいか』といわれたので、『はい』と申し上げた」と説明した。首相公邸前で記者団に答えた。

相手が言ってもいない事柄に対し「思いを感じ取る」能力に秀でている総理。その裏のボスとも言える人物が、同等かそれ以上の能力を有していても、驚くに値することではないはずだ。

米軍基地の問題だって、メキシコ大統領との会談だって、どこからか（会話の相手からだと信じたい）受信した電波に基づいて「こういう経緯の会話がありました」と語る。あちらこちらから「いやそんなことは言ってない」と突っ込まれる。

という数々の実績からしてみれば、積極的な言葉を用いての激励の有無なんて、こいつらにとって些細なことにちがいない。

……こいつら、政治をアドリブでこなしているのか？


以下、全文。

2月9日10時6分配信 産経新聞

　鳩山由紀夫首相（民主党代表）は９日午前、小沢一郎同党幹事長の続投を容認した８日午後の会談でのやり取りについて、「頑張ってくださいという言葉は使っていない。（小沢氏から）『このまま続けてよいか』といわれたので、『はい』と申し上げた」と説明した。首相公邸前で記者団に答えた。

■フォト　一転、強気に戻った小沢幹事長

　小沢氏は会談後の８日夕の記者会見で「首相から『ぜひ一生懸命頑張ってほしい』といわれた」と語っており、首相と小沢氏の説明に食い違いが生じた格好となっている。

引用元：
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100209-00000515-san-pol