高校無償化 法案可決 子ども手当法案も 衆院本会議(毎日新聞)
2010.03.16 |Category …政治
鳩山政権の目玉政策である高校無償化法案は、16日午後の衆院本会議で採決され、民主、社民、国民新の与党3党と公明、共産両党などの賛成多数で可決された。子ども手当法案も、引き続き与党と公明、共産両党などの賛成多数で可決され、衆院を通過した。政府・与党は両法案を週内に参院で審議入りさせ、年度内成立を目指す。成立すれば高校無償化は4月から実施され、子ども手当は6月に支給開始される。
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じつは「こども手当法案」もかなりザルで、支給の対象に関して致命的な欠陥がある。
誰かが言ったわかりやすい表現を使わせてもらうと、
「仮に、アラブの王様のお子さんが日本で稼いで、向こう(母国)に50人の子供がいれば、その50人が支給対象になるという問題を含んでいる」
容易に、国民の血税が海外へ流れる仕組みになっている。
これは一夫多妻制の国の住民が相手だから起こる問題ではなく、たとえば「途上国で孤児院を開いて現地の子供と養子縁組をして、この法案で人数分の手当を受け取る。その手当の一部を孤児院の運営に回して差額は利益にする」なんてことが、起こりうるのだそうだ。
この例では一部分だけ切り取れば「よい行い」に見えかねないけどね。現地の子供もハッピーで、それを手助けした運営者もハッピーって。
しかし肝心の資金の元は日本国民の血税で、それは無制限にわいて出てくるものじゃない。欠陥だらけの幸せ製造機関だ。
そもそも「こども手当」とはどんなものだったのか? 現状で正しく使われない公算が大きいと言うのに、国を食い潰す法案にもろ手をあげて賛成する知識人(笑)は身勝手に過ぎる。
以下、全文。
3月16日14時52分配信 毎日新聞
鳩山政権の目玉政策である高校無償化法案は、16日午後の衆院本会議で採決され、民主、社民、国民新の与党3党と公明、共産両党などの賛成多数で可決された。子ども手当法案も、引き続き与党と公明、共産両党などの賛成多数で可決され、衆院を通過した。政府・与党は両法案を週内に参院で審議入りさせ、年度内成立を目指す。成立すれば高校無償化は4月から実施され、子ども手当は6月に支給開始される。
【マニフェストを検証】鳩山政権の通信簿
両法案は民主党が昨年の衆院選でマニフェスト(政権公約)に盛り込んだ。
高校無償化法案は公立高校の授業料を無料にし、私立高校生には世帯の所得に応じて年11万8800~23万7600円を助成する。朝鮮学校を対象に含めるかどうかは、法案成立後に政府が第三者機関を設けて最終判断することにしており、制度開始予定の4月時点では除外される。
子ども手当法案は10年度に中学卒業までの子ども1人当たり月1万3000円を支給する。政府は11年度以降は満額の2万6000円とする方針で、来年の通常国会に改めて法案を出す。【鈴木直】
引用元:
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100316-00000014-maip-pol