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<谷垣氏>大連立前向き 自民内、容認論相次ぎ検討 (毎日新聞)


 自民党の谷垣禎一総裁は31日の記者会見で、東日本大震災の対策を超党派で進めるための大連立について「(11年度)予算も通り年度も替わるので、協力のあ



▽つづきはこちら

いやいやいや。

政局がどうとかでなくてさ、民主党じゃ手に負えないので野党の皆さん協力してください、とはおかしな話だろう。

与党に協力するべき、なんて言ったって、現状、与党は機能不全を起こして野党が独自に支援に動いている有様。こんなことでは野党が尻拭いをさせられることが目に見えている。

へたに民主党と距離を詰めて、野党のフットワークが鈍ったらそれこそ大変だ。

でき得る限り迅速に、民主党が政権を手放すことが最大の対策であることは疑いようがないのだが……この非常時にそんなこと言ってられないという側面もあるわけで。

最大限、野党側が主導権をとる形で進めるしかないんだろうな。


以下、全文。


毎日新聞 3月31日(木)21時18分配信

 自民党の谷垣禎一総裁は31日の記者会見で、東日本大震災の対策を超党派で進めるための大連立について「(11年度)予算も通り年度も替わるので、協力のあり方をいろいろ考えていかなければならない」と述べ、前向きに検討する姿勢を示した。首相経験者やベテラン議員からも連立容認論が相次いでおり、11年度補正予算案の編成作業を通じて民主、自民両党の連携が進む可能性が出てきた。

 谷垣氏は19日に菅直人首相からの入閣要請を拒否したが、「震災対策で政府・与党に協力すべきだ」との声が党内実力者や支持者に広がっているうえ、震災で衆院解散を求める戦略は転換せざるをえず、執行部の姿勢は変わりつつある。

 谷垣氏と30日に会談した森喜朗、安倍晋三両元首相はそれぞれ、大連立の可能性を排除しないようアドバイスした。31日には古賀誠元幹事長が古賀派会合で「与野党の枠を超えても政治の信頼回復ができるか。最後は総裁に方向を決めてほしい」と述べ、町村信孝元官房長官も「本格的な復興を始める段階で、そういう検討は否定しない」と語った。

 ただ、党内には「菅首相の延命に手を貸すことになる」などと慎重論も根強くある。福田康夫元首相は31日、谷垣氏との会談で「どういう形で協力するかは慎重にしなければいけない」と指摘。麻生太郎元首相も麻生派会合で「政策の合意なしで簡単に応じることはできない」と語った。

 このため谷垣氏は会見で「党内にいろいろな意見がある。幅広く検討しなければならない」と大連立に含みを残した。統一地方選への影響にも配慮したとみられる。

 一方、民主党の岡田克也幹事長は31日の会見で「戦後経験したことのない事態に直面しているので、党派を超えて協力する必要がある。多くの党に与党に入ってもらうのも一つの選択肢だ」と述べ、安住淳国対委員長も記者団に「4月以降さまざまな枠組みの問題が出てくる可能性がある」と語った。【野口武則、念佛明奈】

最終更新:4月1日(金)1時45分


引用元:
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110331-00000116-mai-pol

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