<野田新内閣>サプライズない手堅い布陣 (毎日新聞)
2011.09.02 |Category …政治
閣僚の陣容が2日午前固まり、野田佳彦新首相が率いる内閣が始動する。東日本大震災、東京電力福島第1原発事故の発生からまもなく半年。復興に加え、円高対
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首相として初めての記者会見に臨む野田新首相は、サプライズのない手堅い布陣で難局に挑む。
こんなクソみたいな政党が政権にある時点で十分すぎるサプライズ。もうお腹いっぱいだよ実際。
「挙党一致にふさわしく、各グループのバランスが取れた人事。地味かもしれないが、みんなで仕事をしようという気持ちになる」
各グループのバランス(笑)。結局、言い換えただけの「派閥」ですよね。
以下、全文。
毎日新聞 9月2日(金)12時48分配信
閣僚の陣容が2日午前固まり、野田佳彦新首相が率いる内閣が始動する。東日本大震災、東京電力福島第1原発事故の発生からまもなく半年。復興に加え、円高対策や財政再建など課題は山積する。政権交代後、国民の信頼に応えているとは言い難い民主党。同日夕、首相として初めての記者会見に臨む野田新首相は、サプライズのない手堅い布陣で難局に挑む。
【サプライズない布陣】野田内閣の顔ぶれ
午前9時、菅直人首相が約150人の職員の拍手の中、にこやかに首相官邸を出て行ったのと入れ替わるように、午前10時前、官邸に入った野田新首相は、報道陣の問いかけにもほとんど答えず、硬い表情のままだった。
その後、再任の鹿野道彦農相や環境相も兼務する細野豪志原発事故担当相から、閣僚たちが次々と官邸入り。午前11時に会見した藤村修新官房長官は野田新首相の代表選でのどじょう演説を受けて「泥にまみれて、汗にまみれて政治を前進させていく」と語った。
厚生労働相として初入閣する小宮山洋子氏は、午前11時すぎ衆院第1議員会館の自室で官邸からの呼び込みの電話を受けた。小宮山氏は薄い藤色のスーツ姿で「昨夜、野田新首相から電話を受けた。『ここでしっかりやらないと、政権はぎりぎりになってしまうので何でもやります』と答えました」と決意を語った。
新内閣の顔ぶれについて、代表選で前原誠司政調会長を支持した当選1回の稲富修二氏(福岡2区)は「実績や経験から岡田(克也)前幹事長が入閣しなかったのは意外」と驚きながらも、「挙党一致にふさわしく、各グループのバランスが取れた人事。地味かもしれないが、みんなで仕事をしようという気持ちになる」と評価。ただ、「この内閣で実績を残せなければ次はない」と危機感もにじませた。
一方、自民党の平沢勝栄衆院議員(東京17区)は「政治家は、役人や国民に『この人なら何かやってくれそうだ』という期待感や安心感を抱かせないといけないのに、それを感じさせてくれる人が見当たらない。論功行賞が優先された軽量内閣といえ、つなぎの暫定内閣になるのではないか。これでは、今の国難に対処できないだろう」と話す。
同党の菅原一秀衆院議員(比例東京)は「パンチがない」と一蹴。「中堅議員を起用して実務派をそろえたように見えるが、大臣経験がない人も多く、荷が重いのではと不安だ。特に財務や外務などの要職の顔ぶれはその道のエキスパートといえるか疑問」と指摘した。
最終更新:9月2日(金)14時1分
引用元:
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110902-00000036-mai-pol