地震国トルコ、日本の原発に信頼揺るがず 「福島は旧式」 受注交渉再開を期待 (産経新聞)
2011.06.26 |Category …海外
トルコでの原発建設の受注を目指しているものの、東京電力福島第1原発事故の影響で交渉を中断している日本企業に関し、トルコのエネルギー天然資源省高官(
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同省高官は「福島第1原発は日本で最も旧式の原発。現在と比較はできない」とした上で、「トルコ側の態勢は整った。あとは日本だ」とコメントした。
問題は何でそんな古くて危険なものを日本はいつまでも使っていたのか、という点なのだが……。
ともかく、これから日本が海外で原発を作るとしたら。
危険なのは、どちらかというと、日本で稼動中の古い原発の方だよなあ、と。
以下、全文。
産経新聞 6月26日(日)7時55分配信
トルコでの原発建設の受注を目指しているものの、東京電力福島第1原発事故の影響で交渉を中断している日本企業に関し、トルコのエネルギー天然資源省高官(原子力担当)は産経新聞の取材に、日本の最新技術への信頼は揺らいでいないと強調、日本側との交渉再開に期待感を表明した。
一方で別の政府高官は、交渉が一度頓挫した韓国のほかロシア、フランスなどからも交渉の打診があることを明らかにしており、トルコの原発をめぐる国際商戦は激化しつつある。
トルコは有数の地震国で、1999年8月には北西部で約1万7千人が死亡する大地震が起きている。ただ、エルドアン政権は日本の震災後も原発推進の旗を降ろさず、原発建設の是非が争点の一つとなった今月12日の総選挙で圧勝した。
同省高官は「福島第1原発は日本で最も旧式の原発。現在と比較はできない」とした上で、「トルコ側の態勢は整った。あとは日本だ」とコメントした。
東芝と東電を中心とする日本勢が受注を目指しているのは、北部シノップで計画中の140万キロワット級の原発4基。東芝の改良型沸騰水型軽水炉(ABWR)を提案している。
トルコ側は当初、韓国勢と交渉を進めていたが、価格面や「韓国の情報開示が不十分だった」(トルコ側交渉担当者)ため打ち切り、今年初め、日本勢との交渉を始めた。しかし東日本大震災の発生後、日本側の要請で中断。同省高官によると、日本側は、東電に代わる電力会社の参画を模索していると説明したが、具体的進展はないままという。(アンカラ 大内清)
最終更新:6月26日(日)7時55分
引用元:
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110626-00000076-san-int