ネットカフェにのぞき窓、利用者に戸惑い・不満 (読売新聞)
2012.01.30 |Category …社会
愛知県内のインターネットカフェやマンガ喫茶の全店舗で、個室ブースの違法な密室状態が解消されたことが、愛知県警の調べでわかった。
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プライベートな空間の需要があったからそうやって発達したとはいえ、元々、そういう場所ではないんだよね。
仕方のないことなのだろうなあ。
以下、全文。
読売新聞 1月30日(月)10時59分配信
愛知県内のインターネットカフェやマンガ喫茶の全店舗で、個室ブースの違法な密室状態が解消されたことが、愛知県警の調べでわかった。
「密室」が犯罪の温床となるのを防ごうと、愛知県警は昨年、風俗営業法の「区画席飲食店」の規定を厳格に適用し、個室内が外から見えるように改善を指導。各店舗は個室の扉を撤去したり透明にしたりするなど、対応を図った。ただ、プライベートな空間が人気の一因だっただけに、店や利用者には戸惑いも広がっている。
◆愛知県警が指導
「誰かに見られているようで落ち着かない」。同県一宮市のネットカフェを利用していた岐阜県羽島市のアルバイト男性(32)は不満げだ。この店は昨年9月、全70部屋のドアの一部(縦約20センチ、横約30センチ)を全て透明なガラスに切り替えた。通路からは、室内の客の姿はもちろん、パソコンやテレビ画面まで見て取れる。
カップルで訪れた一宮市の会社員男性(20)も「店員が通路を通るだけでも気になってしまう」。男性店長(39)は透明化を維持するとしつつも、「室内が見えにくい店に客が流れてしまいそう」と不安を隠さない。
県警は昨年7~8月、風営法に基づき、県内で把握している計316店に立ち入り調査を実施。うち234店が無許可だったことを確認し、許可を取得するか、室内が見えるようにするなどの改善を指導した。
これを受け、222店は個室の扉について〈1〉小窓を付ける〈2〉高さを下げる〈3〉撤去する――などの対応で適法化を図った。許可を得た場合は原則、午前0時以降の営業は出来なくなるため「売り」である24時間営業を維持しようと、透明化を選択した格好だ。残る12店は昨年末までに廃業した。
最終更新:1月30日(月)10時59分
引用元:
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120130-00000167-yom-soci