<セシウム汚染>焼き肉店、客遠のく 経営悪化に拍車 (毎日新聞)
2011.07.18 |Category …社会
肉牛の放射性セシウム汚染の広がりは、焼き肉チェーン店「焼肉酒家えびす」の集団食中毒で客足が落ち込んだ焼き肉店の経営悪化にも拍車をかけている。客から
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何も知らないまま延々と摂取して蓄積したらヤバイだろうが、危険もあると認識していればだいぶ対策できそうなものだけれど。
まあ売り上げについては、無能な政府による対処の失敗と情報の隠蔽を恨むほかないわな。
そんなことより、ほとんど対処不能の受動喫煙の方を何とかしてもらいたいね。
以下、全文。
毎日新聞 7月18日(月)9時4分配信
肉牛の放射性セシウム汚染の広がりは、焼き肉チェーン店「焼肉酒家えびす」の集団食中毒で客足が落ち込んだ焼き肉店の経営悪化にも拍車をかけている。客からは安全性を心配する声がある一方、「人体への影響は出ていないのに騒ぎすぎ」と冷静に受け止める意見もあった。
多くの焼き肉店が軒を連ねる東京・上野。連休中日の17日、街は買い物客でにぎわうが、焼き肉店の店内はランチタイムでも空席が目立つ。上野駅近くのビル2階に店を構える「焼肉釜山」オーナーの高大栄(こう・だいえい)さん(49)は「お客さんが減ってしまった」とこぼす。
昨年7月、埼玉県内から上野に店を移し、経営が軌道に乗り始めていたが、東日本大震災で売り上げはダウン。その後は食中毒事件の影響に見舞われた。持ち直しつつあったところで「セシウム汚染」が発覚し、売り上げは半分程度に落ち込んだ。土日に多かった子供連れの客はほとんどなくなり、常連客からも「放射能は大丈夫か」と心配する声が多いという。
別の店の男性店長(30)も「売り上げが1~2割程度落ちた」。産地についての問い合わせが多く、看板に産地を明示することも検討しているという。
客の反応はさまざま。川崎市の会社員、亀山七瀬さん(30)は「国産の肉は食べたくない。国が示している基準が本当に安全なのかも分からない。これからは産地を気にして食べたい」。一方、東京都台東区の男性会社員(48)は「今のところ人体に影響は出ていない」。茨城県日立市の男性会社員(52)も「ちょっと騒ぎすぎのような気がする」と言った。
大手チェーン店でも使用を自粛する動きが広がっている。東京都内にある「叙々苑」(東京都港区)のある店舗は「個体識別番号を気にされるお客様もいらっしゃる。でも和牛は産地がはっきりわかるので、ユッケの食中毒事件の時ほど影響はありません」と話した。【松本惇、池田知広】
最終更新:7月18日(月)11時2分
引用元:
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110718-00000014-mai-soci