俺の横槍

　【ロンドン時事】英BBCテレビのお笑いクイズ番組で、広島と長崎で被爆した「二重被

これは国を挙げての方針ではなく、英国内における民間人の行いであるので、あまり口うるさく言っても仕方がないのだが。

件の番組は、いまだにBBCのサイトで閲覧することができるらしい。釈明や謝罪とやらも、結局はテンプレ的な対応でしかないと想像できる。

実際に撃たれた側である俺たちだって当事者が減って、実感が薄れ始めているというのに、まして撃った側の陣営である外国人どもの認識なんて、この程度なんだよね。

世界中でこんな感じなのだとしたら、いつか「ちょっとくらい撃っても大丈夫なんじゃないか」みたいな風潮になってもおかしくはない気がする。


以下、全文。

時事通信 1月22日(土)8時55分配信

　【ロンドン時事】英BBCテレビのお笑いクイズ番組で、広島と長崎で被爆した「二重被爆者」の故山口彊さんを「世界一運が悪い男」などと笑いの種にしていたことが21日までに分かった。BBCは在英日本大使館の抗議を受け、謝罪した。
　この番組は昨年12月に放映された。山口さんが出張先の広島で被爆し、長崎に戻るとまた原爆が投下されたと司会者が述べると、スタジオの芸能人や観客が爆笑したという。
　番組を見た在英邦人が日本大使館に連絡し、大使館が抗議した。番組プロデューサーから、山口さんを笑いものにする意図はなかったなどと釈明、おわびする手紙が届いた。　

最終更新:1月22日(土)13時17分

引用元：
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110122-00000028-jij-int