なだぎ武 自伝小説で凄惨イジメ初告白 (デイリースポーツ)
2010.12.21 |Category …エンターテインメント
お笑いユニット、ザ・プラン9のなだぎ武(40)が、初著書となる自伝小説「サナギ
▽つづきはこちら
いかにも過分な脚色はありそうだけれど、まあこれはいじめっ子どもを見返すことに成功したと言えるのかもしれないな。
そこそこ有名な人間が過去にイジメを受けたと言う。であるからには彼を虐めた人間が少なからず存在しているわけで。
このなだぎ武なる人物があと一手間加えるだけで、自らの過去の所業が明かされてしまうのだ。
やりようによっては、いじめっ子たちに社会的な制裁を加えることもできてしまう。
小心者にとっては気が気でないだろうなあ。
まあ有名人を虐めていたことをステータスに感じちゃうダメ人間や、もう時効だから大丈夫と考えてるやつには効果が薄そうだが。
以下、全文。
デイリースポーツ 12月21日(火)9時12分配信
お笑いユニット、ザ・プラン9のなだぎ武(40)が、初著書となる自伝小説「サナギ」(来年1月14日発売、ワニブックス刊)で、中学時代にイジメに遭い、その後、引きこもりの生活を送っていたことを告白していることが20日、分かった。凄惨(せいさん)な仕打ちを経て、他人との会話から食までも遮断した体験がつづられた一冊。これまで、自身の過去を明らかにしておらず、ファンならずとも衝撃が走りそうだ。
◇ ◇
芸歴20周年の節目に、なだぎが衝撃の過去を初告白した。不惑を迎えた“ナゾの多い男”が、作家デビュー作で覚悟を決めた。これまで触れることのなかった、イジメや引きこもりの事実を赤裸々につづった。
中学時代、人見知りで肥満児であったことから“標的”となった。弁当箱を開くと砂を入れられ、殴る蹴るの暴行を受けた上に便器の中に顔を突っ込まれるなど、壮絶な仕打ちを受け続けたという。その後、就職先を辞めた後に数年間、引きこもり状態に。当時の居場所である自分の部屋を「暗い箱」に例え、いつか羽ばたく日を夢見るサナギの住処(すみか)と表現した。
イラ立ちが渦巻く日々の中、「何もなさない自分への戒め」として食を断つことを決め、ほぼ飲み物だけを取る生活を続けた。気付いた時には死に近い極限状態にまで陥った。「引きこもり」という言葉もない時代。部屋から出ることができず、すべてをシャットアウトする状況にもがき苦しんだという。
後半は、引きこもりから脱する過程が描かれる。先の見えない闇から一転し、光へ向かうストーリーが展開される。内容は重いものの、07&08年R‐1王者らしい笑いも織り交ぜられている。なだぎは「芸歴20年。年齢40歳。“芸人”にとって、邪魔になると思ってた自分の過去…。話す事を自分でも拒否し、昔の自分を拒絶していました。人生でも芸歴でも折り返し地点に来た中、“何か”を残してみたく、今このタイミングでしかできないと思い、この自伝を書いてみました…」と明かした。
来年1月8~10日まで、東京・恵比寿エコー劇場で行われるザ・プラン9新春公演で、限定100冊が先行販売される。
最終更新:12月21日(火)12時18分
引用元:
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101221-00000000-dal-ent