<銀河系外>明るさはTDLにろうそく3本 名古屋大が研究 (毎日新聞)
2011.07.07 |Category …サイエンス
地球がある銀河系(天の川銀河)外の宇宙空間の明るさは電気を消した夜の東京ディズニーランド(TDL)(51ヘクタール)をろうそく3本で照らした程度-
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以下、全文。
毎日新聞 7月7日(木)2時7分配信
地球がある銀河系(天の川銀河)外の宇宙空間の明るさは電気を消した夜の東京ディズニーランド(TDL)(51ヘクタール)をろうそく3本で照らした程度--。こんな研究成果を、名古屋大大学院理学研究科の松岡良樹特任助教らのグループが6日発表した。
計測に使ったのは、米航空宇宙局(NASA)の惑星探査機パイオニア10・11号が70年代に火星と木星の間を飛行した時に撮影した画像。パソコン上で天の川銀河に存在するすべての星を取り除き、太陽光を反射するちりの光もゼロにして解析。その結果、宇宙空間から地上1平方メートルあたり8ナノワット(1ナノは10億分の1)の光が降り注ぐことが分かった。松岡特任助教はこの光について「他の銀河からの光が源と考えられる」と話す。
NASAのハッブル宇宙望遠鏡で観測された天の川銀河以外の銀河からのすべての光の量と、今回の光の量を測定するとほぼ等しいことも判明。松岡特任助教は「宇宙全体の成り立ちを解明する研究への重要な一歩だ」と話している。【河出伸】
最終更新:7月7日(木)16時58分
引用元:
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110707-00000012-mai-soci