早期解散へ圧力=「辞任ドミノ」狙う―自民 (時事通信)
2011.03.07 |Category …政治
外国人から違法な政治献金を受けていた前原誠司前外相の辞任から一夜明けた7日午前、野党側では菅直人首相の任命責任や、前原氏の国会での説明責任を問う声
▽つづきはこちら
閣僚辞任ドミノねえ。
野党側が好き好んで閣僚を倒しているかどうかはともかく、こんなにも簡単に総崩れになるようなドミノ内閣が果たして国民の望むものであるか、という点は無視できないことだよね。
それも外国人からの献金だとか、脱税企業からの献金だとか、本来なら政治家としてあるべきでない弱みであるわけで、そこを突付かれて倒されてしまう方にこそ問題があるのでは。
国民の総意(笑)でもって選ばれた政権だもの、本当ならこんな馬鹿げたドミノ倒しなんかしないのが一番よいに決まっているが、そうも言っていられないでしょう。
以下、全文。
時事通信 3月7日(月)12時7分配信
外国人から違法な政治献金を受けていた前原誠司前外相の辞任から一夜明けた7日午前、野党側では菅直人首相の任命責任や、前原氏の国会での説明責任を問う声が相次いだ。自民党は、専業主婦の国民年金切り替え忘れ問題で細川律夫厚生労働相の責任も追及。菅政権を「閣僚辞任ドミノ」に追い込み、早期の衆院解散につなげたい考えだ。
自民党の谷垣禎一総裁は党本部で記者団に「重要閣僚がこういう形で辞めるのは、政権担当能力の問題になってくる」と重ねて指摘。石破茂政調会長も「閣僚任命の際、万全を期すのは首相として当然のことだ。そういう責任は免れない」と強調した。
逢沢一郎国対委員長は党の国対会議で、前原氏について「全容を国民に説明する責務は残っている」と語った。これに関連し、小坂憲次参院幹事長は「必要があれば参考人(として参院予算委員会への出席を)要求していく」と述べた。
また、逢沢氏は「細川厚労相の責任問題など、山積する内外の課題に参院で必要な質疑を続けていく」として、年金問題で答弁のぶれが目立つ厚労相の追及を強めていく方針を示した。
公明党幹部も「厚労相の問責決議案の話が出てくる」と指摘。みんなの党の渡辺喜美代表は「国民は閉塞(へいそく)感を高めている。打破するには衆院解散・総選挙しか残されていない」と語った。
一方、民主党内の小沢一郎元代表を支持する議員の間には、前原氏辞任で苦境に立たされた首相を突き放す声が上がっている。若手の一人は「政権へのダメージはある。首相に残された選択肢は退陣しかない」と、早期退陣を求める考えを強調した。
最終更新:3月7日(月)14時28分
引用元:
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110307-00000038-jij-pol