都職員「えー!」寝耳に水、議会困惑…尖閣購入 (読売新聞)
2012.04.17 |Category …政治
訪米中の石原慎太郎・東京都知事が、突然打ち上げた尖閣諸島の土地買い取り構想。 渡米前、「物議を醸してくる」と宣言していた石原知
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現状の政権や世論のままで下手に国の管轄にしてしまうと、赤字がどうとかコストがどうとか、それこそ知らぬ間に何者かの手に落ちていた、ということも十分に考えられる。
ただ、今後も個人の所有として守っていけるかといえば難しいところもあるだろうから、「いざとなれば動く」という覚悟自体は見せておいてもよいと思う。
ある都幹部は、「国土や領海の保全は国の職務なのに……」と首をかしげ、別の幹部も「都が国益のために尖閣諸島を購入する必然性を、どんな理屈で説明すればよいのか。見当もつかない」と話した。
これ、たぶんお仕事ができていない政権に対する皮肉だよね……。
以下、全文。
読売新聞 4月17日(火)14時34分配信
訪米中の石原慎太郎・東京都知事が、突然打ち上げた尖閣諸島の土地買い取り構想。
渡米前、「物議を醸してくる」と宣言していた石原知事だったが、事前に詳細を知らされていなかった都庁では「寝耳に水」と衝撃が広がった。東京から遠く離れた国境の島を購入するというとっぴな発想に、都民からも「本当にできるのか」「なぜ自分たちの税金で」と戸惑いの声があがった。
「えー!」「何も知らなかった」
17日未明、都庁第一本庁舎6階の報道課で、米国での講演を中継するインターネットを見つめていた職員は驚きの声を上げた。
都財務局によると、都が都外の土地を購入する場合は、まずは購入の目的を明確にする必要がある。その上で、価格が4000万円以上なら、有識者らでつくる「財産価格審議会」に価格が適正であるかどうかを諮り、このうち2億円以上の場合は議会に上程して判断を仰ぐ。
ある都幹部は、「国土や領海の保全は国の職務なのに……」と首をかしげ、別の幹部も「都が国益のために尖閣諸島を購入する必然性を、どんな理屈で説明すればよいのか。見当もつかない」と話した。
事前情報がなかったのは都議会も同じだった。都議会最大会派の民主党の山下太郎幹事長は「知事独特のいつもの発想だと思うが、前から聞いていた話でもないし、真意も分からない」と困惑気味に話した。
最終更新:4月17日(火)16時3分
引用元:
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120417-00000552-yom-pol