「真実」を「見る権利」? =映像タイトルに意図反映―ビデオ流出、海上保安官 (時事通信)
2010.11.13 |Category …社会
尖閣諸島沖の中国漁船衝突をめぐるビデオ映像流出事件で、動画サイトに投稿された計
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これまでの主任航海士の人物像からするとまじめな人という感じがする。
実際、彼が決意してくれなかったら、今回の件が闇に葬り去られたであろう事は想像に難くない。事態の重大さに気づいた人が、今度は彼を助ける番だ。
以下、全文。
時事通信 11月13日(土)4時50分配信
尖閣諸島沖の中国漁船衝突をめぐるビデオ映像流出事件で、動画サイトに投稿された計約44分の映像は、6本に分割された上、それぞれタイトルが付けられていた。「本当の尖閣」が2本、ほかは「尖閣の真実」「尖閣侵略の真実」「日本の尖閣」「どうなる尖閣」で、6本中4本に「本当」か「真実」という言葉が使われた。
映像には、生々しい衝突の瞬間と逃走シーンだけでなく、衝突前に警告を無視するかのように漁や航行を続ける漁船の様子も約29分含まれ、全体の3分の2を占めていた。
「この映像を国民は見る権利がある」「闇から闇に葬られてしまうのではないか」。投稿を告白した海上保安官(43)は、捜査当局の事情聴取やこれに先立つテレビ局の取材にこう述べたという。長時間に及ぶ映像の投稿には事件の全容を知らしめる意図があり、「本当」「真実」を強調したタイトルにも反映したとみられる。
一方、タイトルには「侵略」「日本の尖閣」「どうなる」といった尖閣諸島をめぐる問題への意識や関心がうかがえる文言もあった。だが、神戸海上保安部の関係者は「強い愛国心や憂国の意識を持っているとは聞いたことがない」と証言している。
最終更新:11月13日(土)4時52分
引用元:
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101113-00000016-jij-soci