俺の横槍

感染拡大が続く口蹄（こうてい）疫に対し１８日、非常事態宣言を発した宮崎県。「このままでは県の畜産が壊滅する」と宣言では危機感を鮮明に出した。一方、会見した東国原…

すごいな。元芸人とはいえ現在は知事。それなりに分別をわきまえているはずの立場の人間をして「けんかを売ってるのか」と声を荒げさせる記者会見とは、いったい何が行われたのか。たいへん興味深い。

まあ　今後の対応を迫る報道陣に対し　の時点でおかしいことが丸分かりだが。だってこの記者会見は「これまでの経緯」と「現在どうなっているか」「これからどうするか」等を述べるもののはずだ。

この場において報道陣は受け手であるべきなのに、なんで「対応を迫る」のよ。アホかと。おまえら情報がないから取材に来てるんじゃないんかと。

で、ようやく落ち着きをみせ　の辺りに白々しさが大爆発であるが……、と、いうのがこの記事を読んだ印象。

正確なところはノーカットの記者会見を見てみないことにはわからん。


以下、全文。

2010.5.18 13:42

　感染拡大が続く口蹄（こうてい）疫に対し１８日、非常事態宣言を発した宮崎県。「このままでは県の畜産が壊滅する」と宣言では危機感を鮮明に出した。一方、会見した東国原英夫知事は、連日の拡大防止などへの対応に疲労困憊（こんぱい）の様子。今後の対応を迫る報道陣に対し、「けんかを売ってるのか」と声を荒らげ、退席しようとする一幕もあった。

　非常事態宣言は「懸命の防疫措置を講じてきたが、拡大が止まらない」として、消毒を徹底することや県民に対し不要不急の外出を控えることを記した。

　会見で東国原知事は、殺処分かワクチン接種かなど今後の防疫体制について「検討します」との言葉を繰り返した。

　しかし記者から、知事の判断ではないかと問われると、徐々にヒートアップ。最後には「我々は一生懸命やっているんです。毎日寝ずに」と怒鳴り、机をがんと叩いて「以上です」と会見を打ち切ろうとした。

　制止する報道陣に対し、「けんか売ってるのはそっちだ」と声を張り上げたが、職員らに促されて再び、会見の席に着いた。

　国の支援策などについて聞かれると、ようやく落ち着きをみせ、最後には「速やかに一歩踏み込んだ対策を出したい」と話した。

引用元：
http://sankei.jp.msn.com/life/body/100518/bdy1005181342005-n1.htm