俺の横槍

　宮崎県で家畜への口蹄（こうてい）疫感染が拡大している問題で、消費者庁は17日、食品業界や流通業界などに対し、販売の際に非感染を売り文句にするなど、消費者に誤解を与える不適切な表示を慎むよう要請した。

どうやら今回の口蹄疫に関して異様と言えるほど報道が無いのは、報道規制が敷かれていたからだ、と聞く。いわく「風評被害を防ぐため」だと。

あのな、情報をさえぎったら余計に悪化するだろうと。

正確な情報を手にすることこそ防止に繋がるんだろうが。

初期の段階で「口蹄疫は人間にはほぼ無害だが、人間や物流の移動に伴って拡大する」と、「口蹄疫に感染した家畜は流通に乗らないが万が一口にしても問題ない」と、国民が知っていればどれだけ心構えができるか。

口蹄疫が爆発的に広がってから、ちょこちょこっと報道したって追いつかないだろうがよ。


以下、全文。

5月18日2時14分配信 時事通信

　宮崎県で家畜への口蹄（こうてい）疫感染が拡大している問題で、消費者庁は17日、食品業界や流通業界などに対し、販売の際に非感染を売り文句にするなど、消費者に誤解を与える不適切な表示を慎むよう要請した。
　同庁などによると、口蹄疫にかかった家畜の肉や牛乳は市場に出回っておらず、また摂取しても人体に影響はない。しかし問題発生後、量販店やインターネット上で、「宮崎県産は使用していません」「口蹄疫の恐れのない産地の肉です」などの表現で食肉や加工品を販売している例が数例確認されたという。　

引用元：
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100517-00000101-jij-soci