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検察官遅刻、裁判官気づかず判決…やり直しに(読売新聞)


 奈良地裁で28日にあった売春防止法違反事件の判決で、裁判官が検察官の遅刻に気づかずに判決を言い渡した。



▽つづきはこちら

誰一人として気がつかなかったのだろうか……。

常識として遅刻なんてするわけがないという、先入観があればこその事態なのだろうけれども。

さて、忘れられてしまった検察官の存在感の薄さについて可哀想に思わなくもないが、それ以上に、検察官がいてもいなくても裁判に影響しないという疑惑が浮上してしまった。こりゃあ仕分けの対象になるだろうな。


以下、全文。


4月28日19時58分配信 読売新聞

 奈良地裁で28日にあった売春防止法違反事件の判決で、裁判官が検察官の遅刻に気づかずに判決を言い渡した。

 刑事訴訟法では検察官不在で開廷できないと規定しており、到着後、17分遅れで改めてやり直した。検察官の遅刻で判決をやり直すのは異例という。

 公判は午前11時50分開廷。野路正典裁判官は、被告の元風俗店経営の男(56)に懲役2年6月、罰金50万円、執行猶予5年(求刑・懲役2年6月、罰金50万円)の有罪判決を告げた直後、検察官の不在に気づいた。

 検察官が到着後、野路裁判官は「もう一度、やり直します」と判決文を改めて読み上げた。閉廷後、検察官は、被告らに謝罪した。

 奈良地検によると、この検察官は他の事件処理に追われて公判期日を忘れていたといい、地検の徳久正次席検事は「二度と起きないよう指導していく」としている。

最終更新:4月28日19時58分


引用元:
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100428-00000934-yom-soci

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