米軍属不起訴に抗議集会=公務中の交通死亡事故―沖縄 (時事通信)
2011.06.25 |Category …社会
沖縄県沖縄市で米軍属の男性(24)が起こした交通死亡事故で、那覇地検が日米地位協定の規定で男性を不起訴としたことを受け、日米両政府に協定見直しなど
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地位協定では、事故を起こした米軍人や軍属が「公務中」と認定された場合、1次裁判権は米側にある。
本当に「公務中」であったなら、日本にない軍人や軍属の処遇を、日本側が決めるには難しいことなのかもしれない。
問題は日本が裁くことができないところでなく、日本が関われない状態で不当に罪を軽くされてしまうことでないか。
結果を、監視できる体制なり作れたらよいのだろうが、構造をいじるよりは作り直したほうが早いのかな。
以下、全文。
時事通信 6月25日(土)16時37分配信
沖縄県沖縄市で米軍属の男性(24)が起こした交通死亡事故で、那覇地検が日米地位協定の規定で男性を不起訴としたことを受け、日米両政府に協定見直しなどを求める抗議集会が25日、同県北中城村であり、約270人が参加した。
地位協定では、事故を起こした米軍人や軍属が「公務中」と認定された場合、1次裁判権は米側にある。
集会では、事故で犠牲になった与儀功貴さん=当時(19)=の母真奈美さん(41)が「男性は普段と変わらない生活を送っており、不平等の地位協定は改定すべきだ」とメッセージを寄せた。与儀さんと高校で同級生の専門学校生新垣翔士さん(20)は「功貴は殺された。誰にこの悔しさをぶつければ沖縄は変わるのか」と語気を強めて訴えた。
事故は1月に沖縄市の国道で起きた。県警は自動車運転過失致死容疑で男性を逮捕したが、那覇地検は公務中と認定し、不起訴処分とした。遺族の不服申し立てを受けた那覇検察審査会は5月、「起訴相当」と議決した。
最終更新:6月25日(土)16時39分
引用元:
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110625-00000079-jij-soci