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<厚労省職員>偽名でレフェリー14年 プロボクシングで (毎日新聞)


 厚生労働省東京労働局の男性職員(45)が、リングネームを使って約14年間にわたってプロボクシングのレフェリーやジャッジを務め、報酬を受け取っていた



▽つづきはこちら

審判は審判、ということで選手も観覧客もテレビの前の視聴者も、誰もが特に気に止めなかったのかも。

レフェリー目当てに試合を見る人なんてそうそういないだろうけど、14年もバレなかったことは、すごいのでないか。

バレたきっかけが気になるな。


以下、全文。


毎日新聞 6月23日(木)2時33分配信

 厚生労働省東京労働局の男性職員(45)が、リングネームを使って約14年間にわたってプロボクシングのレフェリーやジャッジを務め、報酬を受け取っていた疑いがあることが分かった。国家公務員の兼業は所轄庁の長が許可した場合を除き禁止されているが、男性は兼業許可申請書を提出しておらず、厚労省は国家公務員法などに抵触する可能性があるとみて調査している。

 厚労省によると、この男性は事業主に労働基準関係法令を守らせる仕事を行う労働基準監督官で、今年4月から休職中。関係者によると、97年1月に日本ボクシングコミッション(JBC)のレフェリーライセンスを取得。

 「山田一公(いっこう)」のリングネームで現在は最上級のA級ライセンスを持ち、今年は日本タイトルマッチや東洋太平洋タイトルマッチで審判員(レフェリー、ジャッジ)を務めている。

 関係者によると、審判員の報酬は1興行あたり約1万2000~2万5000円。男性は06年以降の5年間で200万円以上を受け取り、約14年間で数百万円に上るとみられる。過去に地方公務員で日本王者になったプロボクサーがいたが、ファイトマネーを受け取っていなかった。

 厚労省によると、同労働局の調査に男性は「レフェリーなどはしていない」と否定。しかし、同労働局への届け出と、JBCに最近まで登録されていた山田一公の個人データを比較すると、氏名、住所、電話番号、生年月日が一致し、ボクシング誌に掲載された山田一公の顔写真も男性に酷似しているという。

 毎日新聞の取材に森田健・JBC事務局長代行は「審判員は試合できちんと働いてくれればいいので、職業などは把握していない」と説明している。

 国家公務員の兼業は、国家公務員法や人事院規則などで「官職と特別な利害関係がなく、職務の遂行に支障がない場合に限り許可することができる」などと定めている。【来住哲司、佐々木洋】

最終更新:6月23日(木)2時33分


引用元:
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110623-00000009-mai-soci

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