横粂氏 菅首相の刺客になる!…東京18区出馬へ21日会見(スポーツ報知)
2011.07.21 |Category …政治
菅内閣不信任決議案に賛成し、民主党を除籍(除名)された横粂勝仁衆院議員(29)=無所属=が20日、国会内で、次期衆院選では菅直人首相(64)と同じ東京18区から出馬する意向を明らかにした。
▽つづきはこちら
ここに来て菅直人に投票する人間がどれほどいるのか、という要素は大きい。
また、民主党そのものが破防法の適用を受けてもおかしくないような活動をしてきたことからすれば、かつてそこに所属していた横粂何とかが今後生き残るためには、当選しようが落選しようが「民主党とは明確に異なるのだ」という主張をしなければならず、そのためにもこれは必要なパフォーマンスかな、とも。
後援会も、その辺のところはくんでやってもよいのじゃないかな、と。
以下、全文。
2011年07月21日08時05分
提供:スポーツ報知
菅内閣不信任決議案に賛成し、民主党を除籍(除名)された横粂勝仁衆院議員(29)=無所属=が20日、国会内で、次期衆院選では菅直人首相(64)と同じ東京18区から出馬する意向を明らかにした。自民党の小泉進次郎衆院議員(30)の対抗馬として注目を集めてきたが、首相への刺客となって自ら乗り込むという策に打って出た。「パフォーマンス」「敵前逃亡」の批判も浴びそうだが、21日に記者会見して正式表明する。
横粂氏が荒技に出た。衆院本会議終了後、国会内で「東京18区ということでございますが、その意味や経緯は、明日ご報告させていただきたい」と明かした。記者団からさらに「18区での出馬か?」と聞かれ「政治活動に筋を通したい。これまでも首相の即時退陣を求めてきた。それに基づいた重大な決断をさせていただきたい」と断言した。
フジテレビ系恋愛バラエティー「あいのり」では「総理」のニックネームで存在感を見せていた横粂氏。09年衆院選は神奈川11区で、自民党の小泉進次郎衆院議員(30)に敗れたものの、民主党への風もあって比例復活で初当選。「進次郎氏の相手」というポジションは得たが、民主党から支援がない次期衆院選では「小泉」という名前の厚すぎる壁があるのも事実だ。
横粂氏は1月に開かれた民主党の両院議員総会で、目の前の菅首相に「総理! しっかりしてください」と呼びかけ。5月に離党を表明、6月2日の内閣不信任決議案に賛成した。国会内で週1回、「横粂勝仁定例会見」を開き、政権与党に厳しい意見を述べていた。
東京18区は96年の総選挙以来、菅首相が5回連続当選している牙城。03年には自民党から鳩山邦夫元総務相(62)が挑んだが、敗北して比例復活。小泉旋風が吹き荒れた05年の郵政選挙でも、自民党の土屋正忠元武蔵野市長(69)は比例復活当選。このとき、東京の25小選挙区で勝利した民主党議員は菅首相だけだった。
この決断に、地元後援会の関係者は「何の相談もない。パフォーマンスだと思われるだろう」と憤慨。離党表明の際は、神奈川11区からの出馬を明言していただけに、怒りは収まらない様子だ。
横粂氏は15日、首相の地元、府中市内で集会を開催。同市民ら約100人を前に、不信任決議案の再提出を訴え「(7月中の再提出へ)必ず賛同者50人を集めます」とぶち上げたばかりだった。
引用元:
http://news.livedoor.com/article/detail/5723553/