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タミフル、若い脳に入りやすい…サルで実験 (読売新聞)


 インフルエンザ治療薬タミフルは、幼いサルの脳に取り込まれやすいことを、理化学研究所分子イメージング科学研究センター(神戸市)と東京大のチームが実験



▽つづきはこちら


子供への投与のあり方を巡り議論を呼ぶ可能性もある。



今だって、少なくとも日本では、タミフルを処方される際に医者からいわゆる「おかしな行動」について注意があるよね。

渡された薬剤にもいわゆる「おかしな行動」について注意書きが添えてあった。

「とりあえず、危険性が否定しきれないことは言いましたからね?」というポーズの側面もあるのだろうけれど。

タミフルがインフルエンザに有効であることは事実。

で、タミフルを摂取しないケースにおいても、摂取したときのような「おかしな行動」を起こすことも認められているわけで。

単に、高熱に浮かされて脳みそが錯乱しただけである、といった説もあるよね。

タミフルが取り込まれる早さや分量が、若い脳のほうが顕著であることが実証された。

であるなら次はタミフルが「おかしな行動」の原因足りえているのかを実証しなければ、子供への投与のあり方を巡り議論を呼ぶ のは難しいのでないか。

タミフルを服用して高所から飛び降りたら人間は死ぬが、タミフルを服用せずに体力を消耗し尽くしても人間は死ぬのだ。


以下、全文。


読売新聞 5月25日(水)21時10分配信

 インフルエンザ治療薬タミフルは、幼いサルの脳に取り込まれやすいことを、理化学研究所分子イメージング科学研究センター(神戸市)と東京大のチームが実験で明らかにした。

 ネズミでは同じ傾向がみられたが、人に近いサルでも確認されたことで、子供への投与のあり方を巡り議論を呼ぶ可能性もある。米放射線医学誌6月号で発表する。

 体内での薬の動きを観察できる陽電子放射断層撮影(PET)装置を使い、タミフルを投与したアカゲザルの脳内濃度を調べた。

 人間なら10歳未満の生後9か月のサルは、5~6歳(人間の成人相当)のサルと比べ、投与してから20秒後に平均2・5倍濃度が高まった。人間なら10歳代の2歳のサルも2倍濃度が高くなった。脳に取り込まれるスピードを解析すると、9か月~2歳のサルは大人の1・3倍速いこともわかった。

最終更新:5月25日(水)21時10分


引用元:
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110525-00000935-yom-sci

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